環境
jmeter実行環境はDocker上に構築していますが、GUIでの操作が中心なので、手順は基本同じかと思います
- Debian 10
- JMeter 5.2.1
準備
デバッグサンプラーについては必須ではないですが、あったほうが確認しやすいです
FOO=bar
っていう環境変数をjmeter内で使用する例です
1 | // docker-compose.yml(※environmentの所だけ抜粋) |
- jmeterをGUIで実行
docker-compose run --rm -e DISPLAY=$DISPLAY jmeter jmeter
- [テスト計画] → [追加] → [Threads] → [スレッドグループ]
- [スレッドグループ] → [追加] → [サンプラー] → [Debug Sampler]
- [スレッドグループ] → [追加] → [サンプラー] → [リスナー] → [結果をツリーで表示]
- [スレッドグループ] → [追加] → [設定エレメント] → [ユーザ定義変数]
まずこの時点でテストを実行し、Debug SamplerにFOO
が含まれない事を確認します
環境変数を取得
例えば、hoge
というユーザ定義変数に FOO
の値を取得してセットします
- [ユーザ定義変数]の右ペインの[追加]を押す
- 名前:
hoge
を入力 (任意) - 値:
${__BeanShell( System.getenv("FOO") )}
を入力 ←※勘所
この時点でテストを実行すると、Debug Samplerにhoge
が含まれていて、取得した環境変数 FOO
の値、bar
がセットされているのが確認できます
補足: ユーザ定義変数の使い方
その後、取得したユーザ定義変数は、 ${変数名}
でjmeter内で使用出来ます(例えば以下のように、適当なHTTPリクエストを作って確認)